入札方式に「オープンカウンター(見積り)」というものがあります。
入札に参加されている方でも、あまりピンとこない方が多数いらっしゃると思いますので、今回はご紹介させていただこうと思います。
オープンカウンター(見積り)とは?
- 官公庁や都道府県庁、市区町村で採用している入札制度で、最低金額を契約者とする簡易型一般競争入札です
- 実際に入札箱が受付カウンターの上に置かれたことからこう呼ばれています
オープンカウンター(見積り)の特徴
- 一般競争入札に比べて、予定予算額が低い傾向
- 公示日から見積書提出期限日までが短いことが多い
- 案件の主な内容として「物品の購入」や「印刷物の発注」がほとんど
- 機関により、実際に受付カウンターに見積書を提出する場合もあれば、WEB上で見積金額を提示する場合も
オープンカウンター(見積り)参加資格
官公庁のオープンカウンターは、その機関に応じた参加資格を必要とする場合がほとんどです。都道府県庁や、市区町村のオープンカウンターは、大きくわけて2種類あります。
- 都道府県内(市区町村内)に本店(または支店)を置き、対応する資格が必要なケース
- 都道府県内(市区町村内)に本店(または支店)を置くが、資格を取得する必要がないケース
オープンカウンターは地方企業の味方
特に都道府県庁や市区町村のオープンカウンターは、公示日から見積り書提出期限まで短く、またその都道府県(市区町村)に拠点を置かなければならないことが多いため、地方企業にかなり有利な制度であると言えます。
地方に本店や支店がある方は、狙い目ですよ。
豊富な案件情報から “オープンカウンターの案件” を探してみましょう
NJSSは、全国の官公庁や自治体の
入札情報や落札情報を提供する
国内最大級の入札情報サービスです。
- 全国の入札情報を一括検索
- 最新の入札情報を毎朝メールでお届け
-
過去の落札額・落札会社から
入札動向の分析が可能 -
雑多な案件のタスクを管理し、
機会損失を防ぐ