入札市場の動向を分析した内容を各月の特徴を含めて掲載しています。
時期によって案件数や調達内容が変動する為、毎月同じやり方では結果を残す事が難しいのが入札市場です。
当連載記事から各月の特徴を把握し、入札市場への取り組みにぜひお役立てください。
入札動向レポート(2013年11月)
11月は翌年度(翌年4月)導入の案件が増加する月です
11月は「翌年度導入案件」が多く公示されます。例年公示される年間契約(大型)の案件が増加するということです。
また、スポットよりも年間契約(1年~5年契約など)の案件が多い為、来期1年間を通じて計上できる案件が多く公示されます。
入札案件が増加するに伴い、参加を検討する企業も増加しますが、本腰を入れて入札市場へ参加する企業は微増にとどまりまり、繁忙期を向かえる前に情報収集している企業様の方が落札実績を上げることが出来ます。
11月の案件は来期導入の大型案件、新規案件等さまざま
毎年切り替えを行っている年間契約を始め、来期(翌年4月)の導入に向けた大型案件の公示が増加します。
また、昨年までは無かった新規案件や市場化テストという国・官公庁が直接業務を行っていた案件をテスト的に発注するなど、様々な入札案件の公示が見込まれます。
更に本年は政権交代に伴う予算投下により、入札案件として公示される案件は増加する事が見込まれます。
11月にやるべき事、ポイントは?
案件が大量に公示される年度末(12月~3月)における入札活動計画の策定と情報収集などの準備を始めます。12月~3月に向けて案件が増加することを知っている担当者は多いですが、その準備に力を入れている企業は少ないのが特徴です。
公示案件数は多くなりますが、入札できる数は限界があるかと思います。収集した情報の中で過去の落札結果を参照し、優先順位を付けて応札する事が望ましいです。
また11月に公示され、2月に入札等の案件もございます。そのような案件は規模も大きく通期で計上できる為、注力する事が望ましいです。
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