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評価項目

ヒョウカコウモク

入札基本知識

入札における評価項目は、各種プロジェクトや調達の契約者を選定する際に、公平かつ適正な判断を行うために使用される基準です。これらの評価項目は、入札参加企業の提案や能力を総合的に評価し、適切な事業者を選ぶためのものです。

 

発注機関によって具体的な内容は異なりますが、主な評価項目は以下のようなものがあります。

 

主な官公庁入札の評価項目

  1. 価格評価
    • 提示された価格が適正であるか、予算内に収まっているか。
    • 最低価格だけでなく、価格の妥当性やコストパフォーマンスも考慮される。
  2. 技術評価
    • 提案された技術の有効性、革新性、実現可能性。
    • 技術的要件への適合度や、プロジェクトの実行に必要な技術力の保有。
  3. 実績評価
    • 同様の案件での実績や、これまでの官公庁案件の経験。
    • 過去に類似プロジェクトを成功させた履歴や評判。
  4. 組織・人員評価
    • プロジェクト遂行に必要な人材が揃っているか、適切な体制が整備されているか。
    • 専門性や経験を持つスタッフの配置、担当者の能力。
  5. 品質管理・安全管理評価
    • 品質保証体制や安全管理の計画が明確かつ信頼できるか。
    • 品質基準の遵守状況や、リスク管理体制が整っているか。
  6. 納期・スケジュール評価
    • 提示された納期が現実的で、プロジェクトが適時に完了できるか。
    • スケジュール管理体制の評価。
  7. 財務健全性
    • 企業の財務状況が健全で、契約後も安定してプロジェクトを遂行できるか。
    • 過去の業績や企業の財務健全性のチェック。
  8. 環境・社会的配慮
    • 環境保全や社会的責任(CSR)に対する取り組みが評価されることも増えている。
    • エコ対応や地域社会への貢献などの取り組み。
  9. 提案の独自性・差別化
    • 他社との差別化が図れる提案や、官公庁のニーズを特に満たす独自の価値。

 

官公庁の入札では、単純な価格競争だけでなく、技術力や実績、組織力など総合的に評価されることが多く、各入札案件ごとにこれらの項目が異なる重み付けで使用されます。

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