競り下げ方式とは、行政改革実行法案に盛り込まれた行政コストの経費削減のための手法のことです。
最終的な安値を提示した業者が採用される入札方式です。
参加者がインターネット上で他社の提示した価格を見ながら、何度でもそれを下回る価格で入札できます。
別の言い方で「リバースオークション」ともいいます。
また、競争入札の不正防止や競争による価格メリットを享受しやすいのがメリットといえます。
一方で、最安値で落札した売手企業と契約するルールで実施するため、買い手は意中ではない売り手企業と契約する可能性があること、最安値で落札した売手企業の見積価格が下げられる余力を大きく残して閉札している可能性があることがデメリットといえます。